平成25年7月4日(木)、附属図書館札幌館で知的書評合戦「ビブリオバトル」を開催しました。
ビブリオバトルにもっと気軽に参加してほしい、との図書館学生サポーターの意見から、
今回は図書館3Fのグループ視聴覚室で開催しました。
図書館学生サポーターの大上さんの進行で、
はじめて参加する人のために、ビブリオバトルの簡単な説明が行われました。
その後、さっそく実践にうつります。
今回は3名のバトラーが集まりました。
1冊目は浦澤直樹著「PLUTO-プルートゥ-」
ストーリーに引き込まれ、読んでいて涙が止まらなかったと、熱く語ってくれました。
2冊目は 益田ミリ著「最初の、ひとくち」
料理のおいしさが伝わり、共感できる部分が多かったと、作品の文章を読みながら語ってくれました。
森絵都著「つきのふね」
著者の繊細な文体が魅力で、苦しい時にこそ読んでほしい本だと語ってくれました。
3人の発表後、一番読みたくなった本を挙手によって投票します。
栄えある札教開幕戦ののチャンプ本には「最初の、ひとくち」が選ばれました。
チャンプ本を紹介した深野早紀さんには、記念品が贈られました。
終了後、バトラーや観戦者は、お互いにおすすめの本や作家を紹介し合ったり、
発表の感想を話したりと、和やかな雰囲気で締めくくられました。
ビブリオバトル2013 札教開幕戦で紹介された本(発表順)
『PLUTO-プルートウ- 鉄腕アトム「地上最大のロボット」より 』浦澤直樹著 手塚治虫原作(小学館ビッグコミックス・2006年刊)
『最初の、ひとくち』益田ミリ著(幻冬舎文庫・2010年刊)
『つきのふね』森絵都著(講談社・1998年刊)
後期には、首都決戦へと向けた予選会を開催する予定です。
詳細が決まり次第、発表いたします。
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