第1回子どもと遊び、話す中から子ども理解を深める特別講座を開催しました
6月28日と7月5日の2日間にかけて、グループ学習室で学習支援員の小谷要次先生による「子どもと遊び、話す中から子ども理解を深める特別講座」を開催しました。
初回の6月28日は「教職への情熱を高める教育実習」をテーマに15名の学生と3名の教職員が参加しました。
今回小谷先生が教育実習に行く学生に伝えたかったのは、
「子ども理解に始まり、子ども理解で終わる教育実習にしてほしい」ということでした。
初めに小谷先生から講座の受講者に「教職に就く上で何が不安か」という問いかけがありました。
受講者からは「授業づくりがちゃんとできるか」「子どもとちゃんとコミュニケーションがとれるか」などの意見があげられました。
受講者からの質問を受けて、小谷先生は不安があって当たり前だとおっしゃっていました。
また、教育実習を成功させるために、子どもが教育実習に来た先生の何を見ているのか、目の前の子どものことを把握するにはどうすればいいのか、なぜ授業の時の子どもの反応が悪かったのかなど、授業づくりの前に考えなければいけないことを先生の実際の体験をもとに話していただきました。
それを踏まえた上でどうすればいい授業ができるのか、学級経営がうまくいくのかなどを伺うことができたので、これから教育実習に行く3年生だけでなく、教育実習の終わった4年生も得るものが多い講座だったのではないかと思います。
また、講座後に受講者が小谷先生に質問するなど、積極的に話を聞いていたのが印象的でした。
次回は「生徒指導を考える」をテーマに講座を行います。
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