函館館では、フリーライターの藤島斉さんを講師にお招きして、ポスター制作のための写真の見方・撮り方、文章の書き方やデザインを学ぶワークショップ(全4回)を開催しています。
11月1日(水)の第2回講座は、藤島さんが特別講師としてフリーマガジン『ピープス函館』ディレクター中村ひでのり氏をお連れしてくださいました。
中村さんからエディトリアルデザインの説明を聞いた後で、中村さんと藤島さんが参加者の質問に答えるという形式で進んでいきました。
中村さん曰く、魅力あるポスターを作るためには、なるべくシンプルなデザインにすることが重要だそうです。文字のフォントは明朝体もしくはブロック体、使用する色はあらかじめ決めておいたカラーペレットに限定する等、参考になりそうなアドバイスばかりでした。
参加者の中には、函館校の学生が中心となって発行しているフリーマガジン『SPOT』(*)を編集している学生もおり、中村氏から雑誌制作をするうえで貴重なアドバイスをもらっていました。
(*)『SPOT』vol.2は函館館内で配布中です。
11月8日(水)の第3回目では、そもそもポスターとは何であるのかから考えはじめました。今回の講座では、ポスターとは一目で「何か」を伝えるものであり、不特定多数に伝わるものであると定義しました。
つづいて、何をテーマとして伝えるかについて、「冬の湯の川温泉」を題材として具体的なイメージを参加者全員で出し合いました。
湯の川温泉の歴史や特徴から「熱い湯」「猿」「空港から近い」「馬車鉄道」「竜宮城」「榎本武揚」「ユベツ(アイヌ語で湯の川の語源)」など様々なキーワードが出されたところで、講師の藤島氏が撮影してきた湯の川の街並みの写真を見ながら、各自でイメージを膨らませました。
次回11月15日は、各自でつくってきたラフデザインの発表です。
参加は自由ですので、ぜひご参加ください。
更新日2017年11月14日作成
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