令和元年7月19日(金)、附属図書館札幌館プレゼンテーションルームにて、小澤輝真氏講演会「どんな人でも信じ抜く」を開催しました。
この講演会は、小澤輝真氏の著書『余命3年社長の夢』(あさ出版)の出版を記念して開催したもので、学生・教職員・一般市民ら27名が参加しました。
小澤氏が社長を務める北洋建設(株)は、創業以来500人以上の元受刑者を雇用しているそうで、それは「人は仕事があれば再犯しない」という信念によるものです。
しかし雇用した元受刑者の8割以上が会社を辞めていくという現実があります。
それでも雇用を続ける強い信念と受刑者支援について直接お話を聞く機会となりました。
また、他人を支えるということ、時に裏切られることがあっても他人を信じ続けるという教育の原点にも通じる、情熱と覚悟を感じることができたと思います。
講演会は、司会の横藤雅人・学校臨床教授が質問し、小澤輝真氏と北洋建設・北厚也係長が答えるというインタビュー形式で行われ、次いで著書『余命3年社長の夢』の中から印象的なエピソードが質問形式で参加者に紹介されました。
参加者は近くの席の人と相談しながら答えを考えたり、感想を話し合ったりしました。
さて、質問のひとつ、「両親がシンナー中毒で亡くなった中学生に、採用面接で小澤社長はどんな言葉をかけたでしょうか?」に、あなたなら何と答えるでしょうか?
知りたい方は、ぜひ本をお読みください。
札幌館でも間もなく書架に並ぶ予定です。
図書情報:小澤輝真著『余命3年社長の夢~「見えない橋」から「見える橋へ」』
あさ出版 2019年7月発行 ISBN:9784866671512
2019年7月29日作成
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