12月6日(水)、札幌館2階グローバルラウンジで、ラーコモ・カフェ「絵本・児童書に描かれた子どもの多様性」を開催しました。
教育学部札幌校教授・附属図書館札幌館館長 戸田まり先生より、絵本や児童書に描かれた多様な子どもたちの姿について、お話しいただきました。「カフェ」の名のとおり、図書館内のグローバルラウンジでアットホームな雰囲気の中、学生教職員あわせて10名以上が参加しました。
「自分に関係のない障害のある子どもたちについて考えることは、決して無駄ではなく、自分の周りにいる考え方や環境が違うさまざまな他人を理解する助けになる」という示唆のもと、学習障害・自閉症・世界の別の地域の人々・多様な家族のあり方などについて、実際に図書館の本を紹介しながらお話ししていただきました。
参加者からは、「今まで読んだことのないジャンルの本を知る機会となった」「読んでみたいと思った本がたくさんあった」といった声がありました。
図書館2階ラーニングコモンズでは関連図書の展示を行っています。ぜひご覧ください。
~ご紹介いただいた絵本・児童書~
<学習障害>
おこだでませんように くすのきしげのり/石井聖岳
はせがわくんきらいや 長谷川集平
ありがとう、フォルカーせんせい パトリシア・ポラッコ
ぼくのお姉さん (偕成社文庫) 丘修三/かみやしん
<自閉症>
光とともに・・・ : 自閉症児を抱えて 戸部けいこ
自閉症の僕が跳びはねる理由 [1] (角川文庫) 東田直樹
<世界の子供たち>
はがぬけたらどうするの? : せかいのこどもたちのはなし ビーラー/カラス
アフガニスタン山の学校の子どもたち 長倉洋海
<家族のあり方>
パパのカノジョは レヴィ/モンロー
タンタンタンゴはパパふたり リチャードソン/パーネル
2023年12月8日作成
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