昨日、図書館にて読書会を行いました。
今回は魯迅をテーマに、
袁先生を迎え、参加者1人1人が
意見,感想を述べました。
『狂人日記』,『阿Q正伝』の作品に的を
しぼり、袁先生の専門科目が国際政治学ということもあり、
2作品に共通している"社会や文化が人を食う"という
テーマで話が展開されていきました。
話にあがったのは
過酷な労働のもとに成り立つ社会
国や政府の侵略による、文化・慣習の変化
最近中国で起きたマクドナルドでの殺人事件
宗教,テロ など
話がふくらみ、とても深い議論ができたのでは
と思います。
最後に袁先生から、魯迅は当時の社会に対して痛烈に批判しつつも
希望をもっていたからこそ、作品を書き続けたのではという言葉で
締めくくってもらいました。
また、今回は留学生の方の参加もあり、中国ではこういった会がないので
日本で参加できてよかったという感想が印象的でした。
司会の大上さん、袁先生、参加者のみなさん
ありがとうございました。
また次回にご期待ください!
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