第2回子どもと遊び、話す中から子ども理解を深める特別講座を開催しました
6月28日と7月5日の2日間にかけて、グループ学習室で学習支援員の小谷要次先生による「子どもと遊び、話す中から子ども理解を深める特別講座」を開催しました。
第2回の7月5日は「生徒指導を考える」をテーマに26名の学生と7名の教職員が参加しました。
生徒指導のイメージというと、子どもの問題行動の対応というイメージがあると思いますが、問題行動の対応だけでなく、挨拶指導や授業中の発言の仕方など子どもの成長・発達を促すものはすべて生徒指導であると教えていただきました。
今回の講座で最も大切だったことは「生徒指導を突き詰めると深い愛情に行きつく」ということでした。
小谷先生からは、教師の資質として特に大事にしてほしいものが「人間性」と「実践的指導力」で、「子どもと一緒に悩んで泣いてくれる先生」、「人の痛みがわかる先生」、「美しいものに感動できる先生」などの例を出しながら、深い愛情を持った教師を目指してほしいとお話がありました。
その他、生徒指導の3つの機能や積極的な生徒指導・消極的な生徒指導などについてもお話を伺うことができ、受講者はこれからの教師生活や教育実習に向けてイメージを膨らませている様子でした。
講座後、受講者からは
「子どもに愛情を持って接するという言葉が何度も出てきたので、現場に立った際に大事にしていきたい」「小谷先生の話はとてもタメになり、教師になってからも心掛けたい」「小谷先生の熱い思いが伝わってきた」「早く教育実習に行ってみたい」
といった声が寄せられ、大変意義深い講座にすることができたようでした。
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