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[全館] 道新出前講座「新聞記者の仕事」を開催しました

令和4年10月26日(水)13時より、附属図書館札幌館プレゼンテーションルームにて、道新出前講座「新聞記者の仕事」を開催しました。

この講座では、北海道新聞社編集局記者育成本部・部次長の片岡麻衣子氏をお迎えし、北海道新聞社の概要から、ご自身の記者としての経験、新聞の特徴と読む際のポイントまで、幅広くお話を伺いました。当日は対面とteamsによるオンライン配信を併用し、学生・教職員あわせて17名の参加がありました。

まず始めに、北海道新聞社の組織や記者の働き方についてのお話の中で、新聞記者の基本として心掛けていることや、道内外に多くの拠点があること、どこにおいても北海道という視点を大事にしていることなど、新聞記事を送り出す側の姿勢について伺いました。

続いては、赴任地で起きた事件など記者としての経験についての話になりました。取材対象と向き合う難しさに直面し、取材により対象への興味が深まっていく経験を通じて、「新聞記者という仕事は何のために?」という問いに対し、頭でわかっているところから実感に辿りついていく過程は、職業経験の話としても共感できるところの多い内容でした。

新聞は従来からの紙媒体に加えて、デジタルでも記事を提供しています。両者の比較を踏まえて、それぞれの特徴や読むときのポイントを教えていただきました。朝刊には新書1.5冊分の分量が掲載されていると聞くと身構えてしまいますが、全部読まなくてもOK、まずはここを押さえてというように、敷居の高さを下げ、すぐに取り入れられるヒントがありました。

最後に、他紙との連携やジョブローテーション、記事の要約の仕方などの質問にコメントをいただき、一時間強の講座を終えました。

「新聞記者を身近に感じることができた」「初心者でもわかりやすく講演してくださり、ためになった」などの感想が寄せられ、充実した講座となりました。

講座画面講座引き

2022年10月28日作成

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