今年度は小学校教科書の改訂年。
札幌館にも配架された213 冊の新しい小学校教科書に合わせて、 学習と学校図書館の繋がりをテーマに本を展示しています。
教科書で紹介されている本や参考図書などを、学校図書館の3機能(読書センター・学習センター・情報センター)に分けて紹介しています。
本の世界感やおすすめポイントが書かれたPOP もぜひご覧ください!
☆展示図書の一部
家のために学校に通いながら働いている少年ジョバンニ。意地悪なザネリにからかわれ、親しかった友達カムパネルラとも距離が遠くなってしまいます。お祭りの夜、いつの間にかジョバンニは銀河を旅する汽車に乗っていて、その汽車にはカムパネルラも乗っているのでした。
雪のふる節分の夜。やさしい鬼の「おにた」は、お母さんの看病をする女の子の家にこっそり入って、女の子が何も食べていないことを察します。麦わら帽子で鬼の角を隠し、人間のふりをして、女の子にごちそうを届けますが……
きつねのおきゃくさま / あまんきみこぶん ; 二俣英五郎え
はらぺこきつねが歩いていると、やせたひよこに出会った。がぶりとやろうと思ったが、ごちそうで太らせてから食べようと考え直した。その後あひるとうさぎにも同じようにごちそうを食べさせて、ひよこたちに「神様みたいなきつねのお兄ちゃん」と言われるたびに、きつねは、ぼうっとなった。みんながまるまる太ったころ、おおかみに見つかってしまう。
2024年7月11日作成