学生図書館サポーターがこの企画を考えました。
--- 特別支援を専門に学んだわけではない学生が、将来教員になったときに教室にボーダーの生徒がいたとして、ボーダーと気づけるだろうか? ---
ボーダーと気づければ指導も支援も学級運営も、適切な助言・支援によって全く違ったものになってきます。
学生図書館サポーター達の熱い要望がに答えて、齋藤先生がこのイベントを引き受けてくださいました。
平成27年12月15日(火)16:20より図書館カウンター前のスペースで、このイベントは行われました。先生のタメになるお話とともに、特別支援を必要とする子どもの特徴や状態、支援の必要性の説明から始まり、その理解に役立つ本を紹介していただきました。また、先生手ずから当日配付資料も作成くださいました。将来教員になったら、こんな場面でどうしたらいいのかという、学生達の質問にも答えてくださいました。
現在、図書館カウンター前で、イベントで紹介いただいた図書の展示を行っています。当日参加できなかった学生さんたちにも配付資料を使ってもらえるよう、後日配付も許可いただきました。展示と共に置いてありますので、どうぞ持ち帰りお役立てください。
齋藤先生、お忙しい中、快くお引き受けいただきありがとうございました。
イベントの中で紹介された本です。
- 我、自閉症に生まれて
- 目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書:751)
- 精神科医の子育て論 (新潮選書)
- 特異的発達障害診断・治療のための実践ガイドライン : わかりやすい診断手順と支援の実際
- プルーストとイカ : 読書は脳をどのように変えるのか?
イベントで展示された本です。(OPACで札幌館の所蔵がなかったり検索結果が出ないものは現在発注中の本です。日を改めてご確認ください。)
- 自閉症とマインド・ブラインドネス
- 自閉症の心の世界 : 認知心理学からのアプローチ
- 親-乳幼児心理療法 : 母性のコンステレーション
- 最新認知心理学への招待 : 心の働きとしくみを探る (新心理学ライブラリ:7)
- 作業記憶と学習困難 (Shinzan books:579)
- 脳科学からみる子どもの心の育ち : 認知発達のルーツをさぐる (叢書・知を究める:1)
- 顔を科学する : 適応と障害の脳科学
- 行動学入門 : 生物科学としての心理学 第3版
- 自閉症論の原点 : 定型発達者との分断線を超える
- 自閉症の現象学
- 自閉症の謎を解き明かす 新訂
- ソーシャルブレインズ : 自己と他者を認知する脳
- 読むということ (認知科学選書:5)
- 神経心理学の基礎 : 脳のはたらき
- 生存する脳 : 心と脳と身体の神秘
- 社会性とコミュニケーションを育てる自閉症療育 改訂版
- 脳 : 回路網のなかの精神 : ニューラルネットが描く地図
- エモーショナル・ブレイン : 情動の脳科学
- 読み : 脳と心の情報処理
- 発達障害児者支援とアセスメントのガイドライン
- ディスレクシア : 読み書きのLD : 親と専門家のためのガイド
- 心の理論 : 自閉症の視点から 下
- 心の理論 : 自閉症の視点から 上
- 子育て不安の心理相談
- 眼と精神 : 彦坂興秀の課外授業
- ワーキングメモリ : 思考と行為の心理学的基盤
- 読み書き障害「ディスレクシア」のすべて : 頭はいいのに、本が読めない
- ことばを知らなかった少女ジーニー
次のDVDもあわせて購入しました。「我、自閉症に生まれて」のテンプルの半生を描いた映画です。どうぞご覧ください。
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