「学び方を知る展示」第3回は次の日程で行いました。
展示期間:平成28年10月17日~11月19日
展示場所:北海道教育大学附属図書館札幌館 閲覧室
カウンターの横に、新任教師に読ませたい100冊というコンセプトで横藤先生に選んでいただいた図書を展示しました。100冊の図書が並んでいる様は圧巻で、それだけで通りかかった学生さんたちの目を引きましたし、横藤先生のアイデアで行った”読んだ人が他の人のために紹介POPを貼っていく”という発展型展示方法も好評でした。
展示図書100冊をまとめた小冊子「学生のうちにこれを読め!」はカウンターで配付しています。
100冊すべて図書館にありますの、ぜひ学生のうちにこれらの本を読んで教職スタートへの備えにしてください。
展示図書のリストはこのページの最後にあります。
ブックトーク「学生のうちに読んでおきたい実践的教育書」
「学生さんたちに直に本を紹介したい」と横藤先生からお申し出いただき、ブックトーク「学生のうちに読んでおきたい実践的教育書」を館内のプレ・ラーニングコモンズエリアで開催しました。
第1回:平成28年10月18日 12:15~12:45
第2回:平成28年10月19日 12:15~12:45
第3回:平成28年10月20日 12:15~12:45
第4回:平成28年10月21日 12:15~12:45
追加第1回:平成28年10月28日 12:15~12:45
追加第2回:平成28年12月19日 12:15~12:45
まるで授業のような横藤先生のブックトーク。
プレゼンの構成や進め方、話し手と聞き手の距離感・関係性の作り方などなど、紹介された本はもちろん、ブックトークそのものも学生たちには勉強になったようでした。
特に第3日目に行ったアドラー心理学の回は、教職のみならず一般社会でも役に立つ、と学生さんからもう一度やって欲しいとの希望が起こり、2回の追加ブックトークとなりました。
横藤先生、盛りだくさんの企画、ありがとうございました。
展示やブックトークについて詳しくは、パンフレットをご覧ください。
1) 基礎学習開発専攻算数グループ 学部4年生
ブックトークに参加したのは、10月21日と28日だけですが、とても勉強になりました。横藤先生がパワーポイントを用いながら講演をしてくださり、途中、問題が出されたりもして面白かったです。
ブックトークには1人で参加したため、知り合いはいませんでしたが、初対面同志でも話しやすい雰囲気だったので、良かったです。ブックトークを行った場について、初日はどのくらいの大きさの声までなら出して良いのかが分からず困惑するときもありました。でも、横藤先生が具体的に「このくらいは大丈夫」と教えてくれたので安心しました。
2) 英語教育分野 学部2年生
四日間と追加の一日ブックトークを通して大変多くのことを学びました。
まず、今回の「学生のうちに読んでおきたい教育的実践書」ということで100冊の本を推薦していただいたことに本当に感謝しています。私は現在2年生で、次年度の教育実習に行くことに不安を感じており、行く前までに教師としての技術や資質を向上させたいと思っていました。しかし、何から始めたら良いかも分からず、何かをしなくてはいけないと焦る一方で何もできずにただ毎日が過ぎていきました。そんな時に、このブックトークという企画に出会うことができました。自分で本を取ってみることも大切ですが、今回のように専門の方に読むべき本を示していただけると、まず紹介された本を読んでみようと初めの一歩を踏み出すことができ、ありがたいです。
次に、横藤教授が実際に100冊の中からいくつか取り上げてくださった本を特に読んでみたいと思いました。今のうちから本を読んで教職に備えておくことで、教師になってから直面する様々な問題に対処できるということを学びました。また、本の一説を取り上げていただいたことで、本の内容を知ることができ、この本を全部読んでみたいなという気持ちになりました。
今回のような企画は是非今後もやっていただきたいと思っています。今回のようにブックトークのテーマが教育に関することだと、もちろんありがたいですし、他のテーマで開催していただけるのも楽しみです。
最後に、横藤教授と図書館の職員の方々、ありがとうございました。
3) 総合学習開発専攻 国際理解グループ 学部4年生
今回のブックトークは、第1回と第4回に参加して、まず感じたこととして実際に教員として現場に入った際、どのようにして子どもに接するか、またどのように子どもを観察するとよいか、本を通して少し知ることができたのは、収穫だったと考える。今回のようなイベントで聴いた話は、授業を除いてはあまり聞くことができない内容である。また、そういったことを経験できたことは自身の今後の学習につなげることができるものであったのではないかと感じた。
2点目に、ブックトークの方法として、単純に本の紹介を行うだけではなく、参加者に該当部分を音読させる。また、問題を作成し同テーブル内の参加者に考えさせるなどの、参加型のブックトークは、今まで経験したことが無かった。今回のような参加型の手法を取ると、参加者は参加した実感が沸く他、内容が定着しやすいのではないかと感じた。
今後の方針として、ブックトークを行うのであれば、今回のような参加型の手法を取ることで、より良いものになっていくと感じた。
4) 総合学習開発専攻 3年
自分ではあまり手に取らない分野の本を知ることができたので、これからは読書の幅を広げられそうです。また、以前は勉強するときにどんな本を読めばいいのか分からなかったのですが、今回のブックトークを聞いて、参考になる本の探し方が少し分かったように感じています。まずはブックトークで紹介されていた本を読んでみようと考えています。
本の紹介以外にも、クイズがあったり、他の参加者と話す時間もあったので、参加していてとても楽しめました。機会があれば、またこのようなイベントに参加したいです。
展示図書一覧
- 子供を動かす法則と応用 (教師修業:5)
- 授業の腕をあげる法則 [正] (教育新書:1,11)
- 困難な現場を生き抜く教師の仕事術 改訂
- 国語教師・新名人への道 [新装版] (鍛える国語教室シリーズ:10)
- 話し言葉で鍛える (教育新書:56)
- 教師におくる「指導」のいろいろ
- 「教育力」をみがく (寺子屋新書:007)
- クラスはよみがえる : 学校教育に生かすアドラー心理学
- 灯し続けることば
- 授業を創る : 新装版 (人と教育双書)
- 東井義雄一日一言 : いのちの言葉
- 論理的思考 : 論説文の読み書きにおいて 新版
- 国語科授業批判 (教育選書:5)
- 大学の授業 新訂版
- 教師のための読書の技術 : 思考量を増やす読み方
- 授業入門
- 授業つくり上達法 : だれも語らなかった基礎技術 (シリーズ教育技術セミナー:1)
- 発達障害の子どもたち (講談社現代新書:1922)
- 発達障害のいま (講談社現代新書:2116)
- 知的好奇心 (中公新書:318)
- 子どもを賢くする脳の鍛え方 : 徹底反復!読み書き計算
- オレ様化する子どもたち (中公新書ラクレ:171)
- 学校はなぜ壊れたか (ちくま新書:221)
- 策略ブラック学級づくり : 子どもの心を奪う!クラス担任術
- 発達障害の子どもとあったかクラスづくり : 通常の学級で無理なくできるユニバーサルデザイン
- 子どもの宇宙 (岩波新書:黄-386)
- 愛着障害 : 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書:540)
- 必ずクラスがまとまる教師の成功術! : 学級を安定させる縦糸・横糸の関係づくり
- その指導、学級崩壊の原因です!「かくれたカリキュラム」発見・改善ガイド
- 教師になるということ 新版
- 「気になる子」のいるクラスがまとまる方法!
- 授業のABC : 子どもと先生を育てる
- 指導のABC : 成長する先生のための
- 学級崩壊に学ぶ : 崩壊のメカニズムを絶つ教師の知識と技術
- その手抜きが荒れをまねく : 落ち着いているときにしておく生徒指導
- まんがで知る教師の学び : これからの学校教育を担うために
- 新任3年目までに知っておきたいピンチがチャンスになる「切り返し」の技術 (学級経営サポートBOOKS)
- イラスト版子どものソーシャルスキル : 友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド
- 新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則
- 新卒教師時代を生き抜く心得術60 : やんちゃを味方にする日々の戦略
- クラスを動かす指導の技術! : 新任3年目までに身につけたい
- イラスト版教師のためのすぐに使えるカウンセリングスキル : 子どもを理解し発達を支援する指導のポイント
- 今日から始める学級担任のためのアドラー心理学 : 勇気づけで共同体感覚を育てる
- 「結びつき」の強いクラスをつくる50のアイデア : 「結びつき」を強め、「幸せなクラス」へ (ナツメ教育書ブックス)
- 「明日の教室」発!子どもの力を引き出す魔法の学級経営 : 鈴木惠子 (伝説の教師)
- 社会科授業を活性化する技術 (指導力アップ術:14)
- 楽しい教室づくり入門 (名著復刻)
- 一冊の本が学級を変える : クラス全員が成長する「本の教育」の進め方
- THE教師力 若手教師編 (シリーズ「THE教師力」)
- ちょっといいクラスをつくる8つのメソッド
- 学級経営10の原理100の原則 : 困難な毎日を乗り切る110のメソッド
- 子どもとつながる教師・子どもをつなげる教師 : 好かれる教師のワザ&コツ53
- 教師生活24時間 : 初任者におくる教師の心得 : 教職員必携の実務書
- 野口流授業の作法
- 教師力トレーニング : 毎日の仕事を劇的に変える31の力 若手編
- クラスがみるみる落ち着く教師のすごい指導法! : 荒れを克服する50の実践
- 教師の力はトータルバランスで考える
- 授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術
- 若い教師のための授業づくりのポイント
- 教師に元気を贈る56の言葉
- 癒しと励ましの臨床教育学
- 教師力アップ成功の極意 (スペシャリスト直伝!)
- 大村はま優劣のかなたに : 遺された60のことば (ちくま学芸文庫:[カ29-1])
- 野口芳宏の国語授業のつくり方 (プレミアム講座ライブ)
- 子どもが教えてくれたクラスがうまくいく魔法の習慣
- 新編教えるということ (ちくま学芸文庫:[オ-6-3])
- 全員を聞く子どもにする教室の作り方
- 子どもは授業で鍛える 増補新版 (鍛える国語教室シリーズ:12)
- 生徒指導10の原理・100の原則 : 気になる子にも指導が通る110のメソッド
- いちばんやさしい教える技術 : 教えられた人が必ず「できる!」ようになる : 「教えること」を教える先生が書いた
- いじめない力、いじめられない力 : 60の"脱いじめ"トレーニング付
- 日常授業の改善で子供も学校も変わる!学力向上プロジェクト (「味噌汁・ご飯」授業シリーズ)
- 教師の道標 (みちしるべ) : 名言・格言から学ぶ教室指導
- 教師のためのシンプル時間術 : 仕事がスイスイ片づく!
- 一斉授業10の原理100の原則 : 授業力向上のための110のメソッド
- 教師に必要な3つのこと
- センス・オブ・ワンダー
- 夜と霧 新版
- 100万回生きたねこ
- 声に出して読みたい日本語 [1]
- 発想法 [正] (中公新書:136, 210)
- 生き方 : 人間として一番大切なこと
- コーチングのとびら : 伸びる部下は上司がつくる
- 子どもたちが目を輝かせて聞く偉人の話
- 7つの習慣 : 成功には原則があった!
- はせがわくんきらいや
- 人を動かす : 新装版
- 代表的日本人 (岩波文庫:青(33)-119-3)
- その子育ては科学的に間違っています : 子ども中心主義の大きな過ち
- だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法 : 脳の性質を無視した学習は時間のムダ
- 5つの学習習慣 : 驚くほど子どもが勉強しはじめる
- 世界が称賛する日本人が知らない日本
- パラグラフライティング (明日の教室DVDシリーズ:1)
- 感動する!日本史 : 日本人は逆境をどう生きたか
- あっ!命の授業
- ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!
- コメント力 : 「できる人」はここがちがう
- 長の十訓
- 窓ぎわのトットちゃん
- 逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー:552)
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