創作活動にあたり影響を受けた本や、オススメの本を文芸部の皆さんに選んでいただきました。
それぞれ選んだ本に対するコメントも添えられておりますので、ぜひご覧ください!
合わせて関連本や部誌『天藍』も展示しております。
☆展示図書の一部
むらさきのスカートの女/今村夏子著
「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。
「変わった人をこうもすっとぼけて書いて、読み手を作品世界に引き込めるのかと圧巻した。」(紹介者:深石楓)
すべてがFになる/森博嗣著
ウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。
「私が最も影響を受けている森博嗣先生の衝撃的デビュー作。理系×哲学×ミステリィの世界観に圧倒されます。他のイチオシ森作品は「女王の百年密室」。」(紹介者:夕影)
NO.6(ナンバーシックス)/あさのあつこ著
将来が約束されていたはずのエリート少年・紫苑は、台風の夜にネズミと名乗る少年と出逢ったことをきっかけに、自身も住む理想都市『NO.6』の虚構に気づきはじめる……。
「あさのあつこ先生の言葉は重く、読後もずっと胸に残るものがあります。」(紹介者:友月結ヰ)
2023年11月9日作成