「グローバル・ヒストリー」をタイトルに含む書籍は多いが、この分野に関心を持つものがまず手に取るべきものがこの書籍である。
社会科教員志望に限らず、全ての教育大生に手にとって欲しい一冊である.....
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ブックガイド『Reading Well ―教育大生に贈る本―』
このブックガイドは、読書の楽しみを多くの学生に味わってほしいとの思いから企画したもので、本学教員による推薦コメントを添えて紹介しています。図書館で所蔵していますので、ぜひ読んでみてください。
「とかく、ブックガイドというと、いい本があるから読みなさい的な強制的、かつ上から目線、といったものが多く、それがむしろ学生たちを辟易させてしまい逆効果になっている場合があります。そうではなくて、このブックガイドではもっと気楽に自分が面白そうだよねと思うような本を見つけて欲しい・・・・(中略)この中から好きな本を選んで、コーヒー片手にのんびり読んでもらいたいのです。」(巻頭言より)
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「国家とは?」、「国民とは?」、「民族とは?」、といった基本的な概念を説明したうえで、
日本において国民国家がどのようにして成立し、どのようにして確立してきたかといったことについて、わかりやすく解説してくれています..... -
現在、幼稚園や保育施設、図書館などで子どもたち向けに活用されている紙芝居は、
戦前、人びとを戦争に駆り立てるプロパガンダ(宣伝活動)の役割を担い、国策紙芝居として利用された時期があった・・・・・ -
バイユーの綴織とは、フランスのノルマンディー公ウィリアムが海を渡ってイングランド王位を獲得した、
1066年のいわゆるノルマン=コンクェストの様子を織り込んだ一大歴史絵巻である・・・・・ -
大学の時にこの本に出会わなかったら、また「景観生態学」という言葉を知る機会がなかったら
研究者をやっていなかったかもしれない・・・・・
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『READING WELL ―教育大生に贈る本― vol.2』には、本学教員推薦の「学生に読んでほしい本」59冊が紹介されています。
あなたのお気に入りの1冊が見つかるかもしれません。
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