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日本の景観について考えてみませんか?

『ニッポン景観論』アレックス・カー(著)

『ニッポン景観論』

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推薦者

酒井 多加志  釧路校 地域学校教育実践専攻 社会科教育実践分野

推薦のことば

 ちょっと注意して町を歩いてみてみましょう。町には様々な商品や企業、店舗の看板で溢れていませんか? 道には数多くの電柱が林立し、頭上には電線が張り巡らされていませんか? これらは日本人にとっては日常の景観なので、疑問に感じない人が多いのではないでしょうか。私もドイツの地方を巡り、派手な看板や電線・電柱のない町並みに触れるまでは、日本の町並みの醜さには気づきませんでした。

 著者のアレックス・カーはアメリカ合衆国メリーランド州生まれの東洋文化史の研究者です。京都の町家や日本各地の古民家の再生事業に関わり、その活動は度々テレビで紹介されています。本書は上に記したような日本の景観の問題点を多くの写真を用いてわかりやすく解説し、美しい景観をどのように取り戻せばいいのかを提言しています。辛らつな批判もありますが、そこには深い日本への愛情を感じることができます。この本を読み、私たちは日本の景観に対してどのようなことができるのかを考えてみましょう。

図書情報

『ニッポン景観論』
アレックス・カー(著)
出版社:集英社(集英社新書)/出版年:2014年/ISBN:97840872207538

※推薦者の所属・身分は2022年3月時点のものです。

記事の種類: 

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