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読みすぎると病気になるかもしれない本

『燃えよ剣』司馬 遼太郎(著)

燃えよ剣(上) 燃えよ剣(下)

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推薦者

三上 修  函館校 地域協働専攻 地域環境科学グループ

推薦のことば

 本書は、歴史小説家の大家である司馬遼太郎が、新選組の土方歳三の生涯を描いたものである。2021年には同タイトルで映画にもなっている。世の中には一定数、特に40代後半以降に多い気がするが、司馬遼太郎ファンがいる。その人たちとの会話のネタ作りのためにも、本著者の作品を1冊くらい読んでおくと良い。
 戦国武将が好きならば同著者の「播磨灘物語」 「関ケ原」などでも良いが、道民であれば函館も舞台となっている本書が良いだろう。それに初めて司馬作品を読むのであれば、こちらのほうが読みやすい。司馬遼太郎作品には、すごく「重い」ものもあるが、本書は「軽い」部類に入る。
 なお、これがきっかけで司馬遼太郎ファンになるのはよいが、たくさん読むと「司馬史観」という中毒性のある病気になる場合があるので注意が必要である。そうなりそうだったら、同時代の双璧をなす、もう一人の「太郎」がつく作家、池波正太郎作品を読むと良い。こちらは文章が軽快で、病気になることはない。

図書情報

『燃えよ剣』
司馬 遼太郎(著)
出版社:新潮社(新潮文庫)/出版年:1972年/ISBN:[上]9784101152080[ 下]9784101152097

※推薦者の所属・身分は2022年3月時点のものです。

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