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幼児教育は社会との関連のなかでどのようにつくられてきたか。

『MINERVA はじめて学ぶ教職 幼児教育』小玉 亮子(編著)

『MINERVA はじめて学ぶ教職  幼児教育』

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推薦者

稲井 智義  旭川校 教育発達専攻 幼児教育分野

推薦のことば

 社会学の観点から書かれた幼児教育の教科書。はじめに幼児教育者の仕事を、盲ろう者ヘレン・ケラーの家庭教師アン・サリヴァンを描いた作品『ミラクル・ワーカー』からとらえなおす。西洋と日本の歴史、教育と福祉の制度、諸外国の幼児教育、教育課程、発達をめぐる論争、グローバル化も扱われる。教職科目を幼児教育の視点から考えなおすこともできる。最後の章「幼児教育の課題と展望」では、イタリアのレッジョ・エミリアに注目して、一人ひとり異なる子どもを市民としてとらえる幼児教育への筋道も提案される。参考文献と読書案内も充実。
 同じ編者の『幼小接続期の家族・園・学校』(東洋館出版社、2017年)は、家族と小学校、幼稚園、保育所、認定こども園の結びつきをとらえなおす。幼稚園と小学校の教師、保護者もコラムを寄せた。小玉氏も寄稿した特集「保育の質を超えて」(『発達』162号、2020年)では、レッジョ・エミリアの意義とそこから触発された実践と思想が論じられる。木村涼子・小玉亮子『教育/家族をジェンダーで語れば』(白澤社、2005年)は身近な事例や物語を題材にした教育学と社会学の入門書である。

図書情報

『MINERVA はじめて学ぶ教職 幼児教育』
小玉 亮子(編著)
出版社:ミネルヴァ書房/出版年:2020年/ISBN:9784623088591

※推薦者の所属・身分は2022年3月時点のものです。

記事の種類: 

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