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絵を見る楽しみを増やしてみる

『簡単すぎる名画鑑賞術』西岡 文彦(著)

簡単すぎる名画鑑賞術

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推薦者

三上 修  函館校 地域協働専攻 地域環境科学グループ

推薦のことば

 「モナリザを見ても何がいいのかわからない」「セザンヌの絵は歪んで見える」「ピカソに至ってはもう訳が分からない」。名画に対して、きっとそんな感想を持つ学生が多いだろう。しかし本書を読むとそれが氷解する。この著者の考え方が絵画をみる唯一のものではないが、それでも新たな視点を提供してくれる。
 「そもそも絵を見ることになんて興味がない」という学生も多いだろう。私も若いころはそうだった。しかし絵を見ることを楽しみにできれば、人生の楽しみが一つ増える。旅行に行って天気が悪くても、その地域にある美術館で半日は楽しめるようになる。しかも、この世の歴史は、美術によってつくられている面もあるから(だから世界史の教科書には絵画がよく出てくる)、世界を理解する上でも知っておいたほうがいい。
 また、たかが紙と絵具でできたものが、何十億円もする場合もあるのだから、そこにはそれだけの価値を認める人がいるということだ。と言うことは、その価値を知ろうともせずに人生を終えるのはもったいない。本書を読み、絵を見るきっかけにしてみてはどうだろうか。

図書情報

『簡単すぎる名画鑑賞術』
西岡 文彦(著)
出版社:筑摩書房(ちくま文庫)/出版年:2011年/ISBN:9784480428851

※推薦者の所属・身分は2022年3月時点のものです。

記事の種類: 

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