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学術資料

[函館] 蔵書展示「ユーリイカ文庫」のご案内

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“ユーリイカ”とは、古代ギリシャの発明家であるアルキメデスが、お風呂で「アルキメデスの法則」を発見した際に叫んだと言われるギリシャ語です。
「わかったぞ!発見したぞ!」という意味です。
何万冊もある蔵書の中から「こんな資料を発見した!!」という意味と、函館の「市の魚」であるイカをかけて、函館館のとっておきの一冊を「ユーリイカ文庫」として展示します。

今回展示するのは、『國語索引アイヌ語辞典』です。ぜひ図書館に足を運んで実物をご覧ください。

謎のアイヌ語辞典

函館館に昨年、一冊の辞典が託されました。
背に金文字で「國語索引 アイヌ語辞典 函館師範學校職員生徒編纂」と入っています。
中を見ると、手書き(手稿本)でアイヌ語の用語が丹精な文字でびっしり書かれています。
全1124ページ、27cm、重量感があり、威風堂々の革装本です。

手稿本である以上、世界に一冊しかない辞典であることは間違いありません。
背表紙から函館師範学校時代のものであることはわかりますが、いったい、いつ、何の目的でこの辞典は編まれたのでしょうか・・・。

というわけで、できるだけ手がかりを探してみます。

まず、造りを見てみます。


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