書名 | 責任表示 | 出版者 | 出版日付 |
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インティマシーあるいはインテグリティー : 哲学と文化的差異 (叢書・ウニベルシタス:1047) | トマス・カスリス [著]/衣笠正晃訳 | 法政大学出版局 | 2016.7 |
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真理と正当化 : 哲学論文集 (叢書・ウニベルシタス:1044) | ユルゲン・ハーバーマス [著]/三島憲一 [ほか] 訳 | 法政大学出版局 | 2016.6 |
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IFLA公共図書館サービスガイドライン : 理想の公共図書館サービスのために 第2版 | クリスティー・クーンツ, バーバラ・グビン編/竹内ひとみ [ほか] 訳 | 日本図書館協会 | 2016.1 |
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核の脅威 : 原子力時代についての徹底的考察 (叢書・ウニベルシタス:1040) | ギュンター・アンダース [著]/青木隆嘉訳 | 法政大学出版局 | 2016.5 |
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ライプニッツのデカルト批判 下 (叢書・ウニベルシタス:967, 1035) | イヴォン・ベラヴァル [著]/岡部英男, 伊豆藏好美訳 | 法政大学出版局 | 2011.12-2015.12 |
“ユーリイカ”とは、古代ギリシャの発明家であるアルキメデスが、お風呂で「アルキメデスの法則」を発見した際に叫んだと言われるギリシャ語です。
「わかったぞ!発見したぞ!」という意味です。
何万冊もある蔵書の中から「こんな資料を発見した!!」という意味と、函館の「市の魚」であるイカをかけて、函館館のとっておきの本を「ユーリイカ文庫」として紹介します。
一昨年夏、遺族から小笠原文次郎氏の道南方言研究資料が函館館に寄贈されました。
手書き原稿やガリ版刷りを製本したものが14冊、下書きや覚書と思われる未製本状態の原稿用紙が400枚弱ありました。
寄贈された時点では著者について全く知らなかったのですが、調べてみると戦前に設立された北海道綴方連盟の創立メンバーの一人であることがわかりました。
小笠原文次郎氏は、明治42年青森県木造町生まれ。旭川師範学校に進学した時、自分の話す津軽弁が通じないという辛い経験をしたそうです。
卒業後、昭和4年に函館市内の小学校に赴任し、教鞭を取る傍ら言語教育の研究にも熱心に励み、全国的な教育雑誌に言語教育に関する論文を何本も発表しました。
しかし、昭和16年1月、治安維持法違反容疑で検挙されてしまいます。
生活貧困を題材とした作文を児童に書かせたことが、共産主義を普及させる教育だとみなされたのでした。
いわゆる「北海道綴方連盟事件」です。無実の罪で二年半に及ぶ過酷な拘禁生活を送ることになりました。
『READING WELL -教育大生に贈る本- vol.3』はweb版ブックガイドです。「読書の楽しさを多くの学生に知ってほしい」との思いから、21冊の図書が集まりました。本学教職員の熱意あふれる推薦文とともに、ぜひご覧ください。
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