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大学で学ぶ意味を知りたい学生の必読書!

『創造の方法学』高根 正昭(著)

『創造の方法学』

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推薦者

古地 順一郎  函館校 地域協働専攻 地域政策グループ

推薦のことば

 大学生の皆さんが学生時代に培うべき力は何だと思いますか。いろいろあると思いますが、最も重要な力は、「答えのない問い」に取り組み、自分なりの答えをその都度導き出しながら実行していく力ではないでしょうか。
 受験勉強では「正解」があり、その答えをいかに早く見つけ出すかが求められてきたでしょう。しかし、皆さんが卒業後に担っていく社会には、「答えのない問い」が溢れています。
 この本には、そのような「答えのない問い」に取り組むときに必要とされる考え方や方法論の基礎が書かれています。1979年に発行された本ですが、40年以上も読み継がれています。このことからも、いかに重要なことが書かれているかわかるでしょう。
 ちなみに、私のゼミはこの本の講読から始まります。この本を読んだ後、ゼミ生は自分たちがなぜ大学で学んでいるのかということを理解してくれるようになります。皆さんも、この本を読んで大学で学ぶ意味を改めて考えてみませんか。

図書情報

『創造の方法学』
高根 正昭(著)
出版社:講談社(講談社現代新書)/出版年:1979年/ISBN:9784061455535

※推薦者の所属・身分は2022年3月時点のものです。

記事の種類


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