『サイエンス・ライターが古文のプロに聞くこんなに深い日本の古典』黒澤 弘光、竹内 薫(著)
推薦者
内藤 一志 函館校 地域教育専攻
推薦のことば
高校時代の古文の授業って楽しかったですか? と聞くのをためらうほどに、古文の授業は人気がない。「文法」と「口語訳」で終わって、「だから、どうしたの?」と、勉強の意味や、やり甲斐を感じなかった人も多いかも知れない。
この本は「だから、どうしたの?」に応えてくれる。古文の面白さを伝えてくれる書だ。
黒澤氏は元筑波大学附属高校の先生で、授業名人と言われた人。私も一度授業を参観したことがあるけど、「こんな授業をしてみたい!」と感銘を受けた。もう一人の竹内氏は黒澤氏の教え子で、二人の対談で展開される。
どれだけ、面白いか。それは読んでからのお楽しみ。絶対、がっかりはさせません。
図書情報
『サイエンス・ライターが古文のプロに聞くこんなに深い日本の古典』
黒澤 弘光、竹内 薫(著)
出版社:筑摩書房(ちくま文庫)/出版年:2019年/ISBN:9784480436184
※推薦者の所属・身分は2022年3月時点のものです。
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