令和元年12月5日(木)、附属図書館札幌館2階のプレゼンテーションルームにおいて「プレゼンテーション実践講座」を開催しました。北海道大学高等教育推進機構高等教育研修センターから特任准教授・山本堅一氏を講師としてお招きし、学部学生・大学院生4名、職員2名が受講しました。
今回の講座は、まず自分の癖を見つけるために、各自のプレゼンテーションの様子を撮影することから始まりました。受講者は録画した自分の様子を照れながら見ていましたが、自分の癖や発表の様子は客観視できているようでした。
次に、山本講師からプレゼンテーションの心得やテクニック、改善策について指導を受けた後で、再び自分のプレゼンテーションを撮影しました。最初に比べると、相手の顔を見ながら落ち着いて話したり、ジェスチャを効果的に使って説得力を与える話し方に変わったり、どの受講者も短時間で確実に上達していました。最後に、互いの発表の様子について受講者同士で意見や感想を話し合い、さらに山本講師から一人一人の改善点についてアドバイスを受けました。
学会発表を間近に控える大学院生は、実践的な内容の講座に参加したことで改善すべきポイントがつかめたと話していました。プレゼンテーション講座としては時間が短かったかもしれませんが、密度の濃い研修となりました。